時に面倒な人間との関わりも必要だ
なぜなら…仕事だから
あ、私の言葉でした。
さて、実は私にもかつて身近なところで少々面倒な上司という存在がいました。
そんな上司との6年間に渡る良好な関係
今回はその経験から得た、仕事上の人付き合いの秘訣について語っていきたいと思います。
是非、上司との関係に悩んでいる方などはご参考に。
目次
上司との付き合い歴
新卒入社から6年の時を共に過ごしました。
上司のクセ強エピソード
- 会議中にブチギレ多数
- 客先社員への説教でトラブル
- 丸投げ→その後放置→できないとブチギレ
- 飲み会での説教
- 客先でのトラブル→左遷歴あり
某◯ブさん
一番わかりやすい例でいえば、こんな感じです。
他部署
東山
他部署
本当にこんなやり取りが何度もありました。
そのたびに
こんな腫物上司のもとで6年間働いていた私ですが、
実際にはそこまでのストレスを感じずに過ごしていました。
何ならこういう会話をするまでは、クセ強上司だということすら忘れているような、
そんなレベルでした。
具体的にどんな関係性の実績を残したのかというと、こんな感じです。
上司との良好な関係の実績
- サシで飲みに誘われる
- テキトーな報告でも通る
- 打合せで発言しない&議事録書かないでも怒られない
- 事務作業を忘れていても怒られない(むしろやってくれる)
ここからは、この環境を手に入れるためにやっていたことを
特別に解説していきます。
基礎編
まずは基礎編です。
「人間性が愛されるかどうか」
まずはここがポイントになってきます。
- 真面目
- 頑張る
- 素直
- 可愛げ
こういった人間性が垣間見える行動が鍵になってきます。
遅刻早退をしない
真面目さ、頑張る人間性なんだというところにつながります。
そこまで難しいことではないですが、意外とできない人も多いです。
きちんと自己管理(体調管理)もできているという印象にもつながります。
朝と帰りの挨拶は上司に聞こえるようにする
人として当たり前のことですね。
小さい頃、学校で教わったはずです。
しかし、挨拶は結構いい加減な大人が多いです。
恥ずかしいからか、聞こえるか聞こえないかくらいの声だったり…
小さくても全く問題ないのですが、
チームのメンバーには挨拶したと認識されるように
今回は上司との付き合いの題目ですが、
上司にだけ挨拶していてもダメです。
チームのメンバーに信頼されることが、
そのまま上司に信頼されることにもつながります。
昼食は必ず上司と一緒にとる
これは、基礎編の中で最もコスパの良い関係性の築き方かもしれません。
そう思う人も多いとおもいます。
が、一緒に昼食をとるといっても別に喋らなくたって良いです。
ただ一緒にいるだけで良い
これがポイントです。
どんなときも昼を一緒にとってくれる存在というのは、慕ってくれている感があり、
可愛げがあります。
ここは、結構しない人も多いのではないでしょうか?
だからこそ、差がつくポイントになります。
ちなみに私はこれ配属から6年間ずっと続けました。
社会人として基本的なことをするだけで良い
とりあえずこの基礎編を実行するだけでかなり一目置かれる存在になります。
社会人としてやるべきことを当たり前にしっかりやること
これに他ならないのですが、
仕事がいくらできても人間関係でうまくいかない人もいます。
こういう人は、上で挙げた本当に基礎の基礎のところ、コミュニケーションの部分が足りていないと思われます。
私も、コミュニケーションに関しては決して得意な方ではなく、
職場内でも口数が多い方でもないのですが、
上司との関係性は良好です。
それは
「こうした行動を通じて人間性の部分での信頼を得られている」
これに尽きると思います。
応用編
失敗したときは素直にミスを認めて謝る
仕事をしていく上で失敗をすることは必ずあります。
その時に素直に謝ることができるか、
これは非常に重要です。
本人は意外と気づいていないケースが多いのですが、
失敗したときに言い訳をまずしてしまう
こういう人はかなり多いです。
「言い訳をするよりもまず素直に失敗を認めること、そして謝ること」
これだけでその人に対する信頼度が上がります。
失敗に気づいたときに隠そうとせず、
すぐに上司に相談すること
これも大事です。
隠そうとしたり、言い訳をしてしまっている人は
本人が気づいていなくとも意外と多いので意識しましょう。
上司がサラッと言ったことを覚えている
上司が過去「こんなことやってほしいな~」とサラッと言ったとします。
大抵の人間はその場で「そうですね~」とか適当な相槌をうって終わりです。
そこで終わるのではなく、その発言を覚えておいて、
どんな時間をかけても良いので
「昔言っていた○○の件ですが、ちょっとだけ考えてみたんですが、こんな感じでどうでしょうかね?」
といった形でアプローチしてみます。
ここまでいかなくとも、
「上司の話を覚えていること」
これは非常に好感度が高くなります。
逆に上司に同じことを何度も言わせる人は
信頼をどんどん下げていきます。
上司が困っていそうなときに声をかける
上司がトラブルに巻き込まれている場合もあります。
そうしたときに上司だからといって、完全にお任せするのではなく、
「○○の件、どうですか?」でも良いので気にかけてあげるのは非常に有効です。
一緒に悩むだけでも良いです。
声をかけたことで面倒なことになったことは過去一度もありません。
是非声をかけて関わりにいってください。
悩んでいることを相談する
仕事での悩み事を上司に相談する
これも非常に効果があります。
悩み事を相談してくる=それだけ自分のことを信頼してくれている
ということになります。
やはり自分のことを信頼してくれる人間のことを無下には扱えません。
仕事に対するモチベーションの高さを行動で示す
私の場合はモチベーションの高さを示すためにこんなことをやっていました。
- 有給をやたらとらない
- トラブル事にも積極的に関わりに行く
- 仕事に関して勉強したことをミーティングで発表する
上司とは、部下を動かす立場の人間です。
モチベーションの高い部下は上司にとってありがたい存在となるので、
友好的に関わっていこうとします。
そこまで難しいことをやる必要はない
応用編についても、そんなに難しいことをやっているわけではない、ということに気付いたでしょうか。
しかし、これだけやるだけ上司との関係は劇的によくなります
「いかに多くの人がこうしたことをやっていないのか」
これに尽きると思います。
だからこそ、上で挙げたような本当に当たり前のようなことをやっていくだけで関係性は良好になっていくのです。
上司も同じ人間であるということを理解する
立場が違うだけで上司も同じ人間です。
特殊能力や特別な感覚を持っているわけではない
ということです。
例えば、管理職の上司であればこんな状況なわけです。
- 管理職は残業代がでない
- 部下の責任は全て上司がとらないといけない
- 数字をあげること(結果)を求められている
- 上の人間が少ないので助けを求めにくい
こうした背景があっての上司の言動だと考えると、
上司のことが少し可愛く見えてくるというか、
上司の心情が理解できてくるのではないでしょうか。
そうして上司の気持ちを考えること
これが結局良好な関係を継続するための秘訣ですね