【バイト批評】警備員のアルバイトはキツイけどある意味ラクで稼げます!実際に3社を渡り歩いた私が語ります。

南川ローグ

こんにちは、南川ローグです

 

ねぇローグ、今回はアンタがやってた警備員のアルバイトについて情報提供してみたら?

ルナ

 

ということで今回は
警備員のアルバイトについて書きます。

警備員のアルバイトは
気軽に始めやすいという事もあり
大学生時代だけに留まらず、スカウトマン時代も
スポットで入って
お仕事をさせていただいていたこともあります。

 

そして今現在も、とある事情から
土日に副業として
警備員のお仕事を現役でしています。

 

手軽にできるお仕事の一つですが
実は警備業法によって
さまざまな制約があったりします。

 

そういった経緯もあって
3~4社ほどで勤務の経験があり
警備員のアルバイトの内情がある程度分かりますので
今回は警備員のアルバイトの実情について書きます!
では本編をどうぞ!

 

警備の仕事内容 その1 業務区分

警備員の主なお仕事
・1号業務
(施設警備)
・2号業務
(交通誘導)
・3号業務
(現金輸送)
・4号業務
(身辺警備)
警備員とひとくくりに言っても
実は区分が明確に法律によって分かれています。
主に求人が出ているのは1号と2号が多いですね。

 

三号は主にアルソックさんなどの大手警備会社にて
新卒採用された社員さんが担当することが多く
中小の警備会社では
あまり扱っていない案件になります。

 

同様に四号警備についても
例えばSPと呼ばれる要人警護などは
警視庁の警護部などが担当するため
民間の案件というのはかなり珍しかったりします。

私も何年にもわたり探しましたが
4号の求人は見つけることはできませんでした。

こういった理由もあり
一般的に「警備員のアルバイト」というと

一号の施設警備か
二号警備の事を差すことがほとんどです。

 

今回は一号、二号警備に絞って
記事を書いていきますね!

1号業務って何?

一般的に「施設警備」と呼ばれます。
よくドラマなどで深夜の病院や商業施設などを
懐柔電灯で見回りをしているシーンなどを
見たことはないでしょうか?

あるいはモニターがいっぱいある
監視室のようなところで
座っている警備人のシーンなどを
見たことがあるのではないでしょうか?

あれが1号業務になります。

 

基本的に駅ビルのルミネやイオンなどの
商業施設において施設の異常はないか
あるいは不審者がいないかなどの管理をしているのが
1号業務の警備員さんになります。

ホラー映画などでは定番だけど、不運な目にあってしまう枠割を演じさせられているのを見るわね

ルナ

二号業務って何?

警備のアルバイトといえば、メインになるのが
この二号業務になります。
一般的に「交通誘導」と呼ばれます。
よくドラマで深夜の国道などで
赤い棒を持ちながら
交通誘導をするシーンを見たことがないでしょうか?

 

あれが交通誘導になります。

 

公共工事をはじめ、土木工事においては
法律で警備員さんの配置が義務付けられています。

 

なので案件数もかなり多く
安定して仕事を受注できるため
ほとんどの中小警備会社は
二号業務をメインとして成立している場合が多いです。

つまり、求人の数は二号業務が多くなっています。

ドラマでは金欠の主人公があくせく働く描写として描かれていることが多いわよね。

ルナ

一号業務の仕事内容

施設の裏側で働くという事もあって
何か特別な資格が必要になるか?
と思うかもしれませんが
勤務するにあたり特別な資格は必要なく
入社後に受ける研修のみで大丈夫です。

 

ルミネなどの駅ビルにて従事する場合においては
仮眠を伴う24時間拘束になってしまうなど
一回あたりの拘束時間が長くなる傾向にあり
数時間だけ働くというシフトの柔軟性には
対応できかねるというのが大きな特徴になります。

一号業務のメリット

とにかく、与えられた仕事を
黙々とこなすことを要求されます。

 

裏を返せば、巡回の時間以外は
比較的に自由に過ごせる現場が多かったりします。

 

スマホをいじったり、ゲームをやったり…etc
あるいは資格の勉強なんかをしている方も稀に見ます。

お金を稼ぎながら
スキルアップのための準備ができるということもあり
知る人ぞ知るコスパ最強の
アルバイトだったりします。

 

似た性質で言うと
深夜のガソリンスタンドのアルバイトですが
こちらのほうは、危険物乙4の資格が必要になってしまい
だれでも手軽にできるアルバイトとはいいがたいです。

施設警備は無資格で始めることができるので
夜勤や仮眠を伴う
長時間拘束労働に抵抗が無い方であれば、
これほどおいしいアルバイトはほかにないと思います。

一号業務のデメリット

また、施設の保全を担う役割ですから
責任感のある人間性というのが求められます。

そのため入社や勤務開始までのハードルは
二号業務と比べると高くなるのがデメリットになります。

 

それに付随して
根本的な求人数も二号警備に比べ少なくなります。

 

また、二号業務と違い、「おわりじまい」がないため
必ず、12時間~24時間など定められた時間は
拘束されることになるのもデメリットの一つです。

 

また、深夜の巡回において
心霊体験をしたという話を
どの会社でも聞いたことがあります。
そういったものが苦手な方は
一号業務は候補から外すといいでしょう。

二号業務の仕事内容

主には商業施設の駐車場での誘導や
国道などの片側交互通行
歩道などの土木工事における
歩行者の誘導などが主な業務になります。

二号業務のメリット  その1 現場が早く終わっても全額日給が出る!

一番のメリットとして挙げられるのが
終わりじまいで帰れることです!

 

ほとんどの会社が日給保証制度を取っているので
仮に仕事が10分程度で
終わってしまっても一日分の日給をもらえます。

この現場監督から支持される早上がり時の合図というのが
とんでもない爽快感を与えてくれます!
(警備員のアルバイトにおいて一番のメリットかと思うくらい)

警備業界に定着しているの人の中には
この終わりじまいで帰れる快感が忘れられずに
そのまま定着した人もいるくらい
早く終わったときの爽快感は格別ですよ!

二号業務のメリット その2 稼ぐことができる

自己申告シフト制で、日勤、夜勤とあるので
自分の気合い次第では
一日で2〜3現場ほど回ることが可能になります。

 

その場合、月収で40万円ほど稼ぐことが可能になります。
(多くの会社はたくさん働いて欲しいので様々な手当があります。
夜勤手当や皆勤手当などがプラスされる)

 

だいたい、どこの警備会社も
30日間休みなしで働いている人がいます。
中には日勤と夜勤を連続で入れている人もいて
過労死してしまうんじゃないかというような人までいたりします。
(多分ワケありな方だと思いますが・・・。)

二号業務のメリット 楽しいイベント警備!

二号業務の雄こと、イベント警備です!
イベント警備の求人数は多く
東京モーターショーやボートレース
はたまた花火大会など
様々な場所で行われているイベントにて
同線の確保や道案内
駐車場の誘導業務などを行います。

 

大きな会場でいろいろな支社から
何十人も警備員が集まってお仕事をするので
お祭り気分で働けるので楽しくお仕事できました。
※花火を見ながらお金も貰えるので花火大会の警備は特に好きです

 

イベント警備に応募してくるのは学生さんが多く
もし学生さんが警備員のアルバイトをしたい場合
イベント警備を中心に入るようにすると
同じ学生さん達とお仕事できますよ!

二号業務のデメリット その1 天候に左右される。

基本的には外の現場が多いので
(稀に屋内の案件もあります。)
夏は暑く、冬は寒く外の環境を
モロに受けるのが2号警備になります。

 

特に雨の日が大変です!
あまりも大雨だと中止になるのですが
小雨程度だと決行されることが多いです。

 

傘はさせないので
雨がっぱを着用して勤務するのですが
荷物もびしょ濡れになってしまうし
お手洗いに行くのもかなり大変だしで
日給に対して
割に合わないなぁというのが正直な印象でした。

二号業務のデメリット その2 基本的には立ちっぱなし

二号業務は、土木工事現場や
イベント警備がメインの業務になります。
そのため基本的には立ちっぱなしでのお仕事になります。

クライアントさんが厳しい現場だと膝を曲げることすら
許されない現場があったということを聞きました。
(大きなオフィスビルやテレビ局の現場など)

逆にゆるい現場だと
スマホをいじっている警備員さんもいますよね
(見つかったら現場出入り禁止になるレベルでヤバいです。)

警備員のデメリット その1 見下される

これは1号業務、2号業務とも共通する話なのですが
グーグルサジェストで出てくる
「警備員 見下される」という言葉通り
心ない扱いを受けることが多くあります。

発注元のクライアントさんから
心ない対応をされてしまうことは日常茶飯事ですが
そこら辺の通行人からも
暴言を受けることもありました。

 

ある工事現場の誘導中
信号待ちをしていた車に
オバサンが乗っていたのですが

特に何も考えずに
ボーッとそのオバサンを観察していたのですが
信号が青になる去り際、窓ガラスがウィーンと開いて

 

オバサン

見てんじゃねぇーよ!(マジギレ)

 

また、駅構内の警備は
やりたくない現場の上位に君臨するのですが
その理由として、同僚から聞いた話ですが
ある日、駅で立哨をしていたところ
酔っ払いに絡まれて殴られちゃったらしいんですね
その時に言われた一言が

 

あれ?警備員も痛みを感じるの?

酔っ払い

 

マジで言われたらしいです。

 

こういった具合で警備員とは
ストレスの溜まった奴らの
捌け口にされることが多いと思います。

警備員のデメリット 働いている同僚にヤバい奴が多い

 

面白いことにどの会社に行っても
「歯がない奴」が一定数必ずいます。

一番目立つ前歯がないまま放っておいているのは
かなりヤバいですよね。
あるいは、前歯が虫歯で真っ黒になっていたりして
とにかく一見して
ヤバいと分かる人たちが多いのが特徴です。

 

また、喧嘩っ早い人が多いのも特徴で
現場で口論に発展するのは日常茶飯事でした。

 

個人的に思う警備員で一番ラクな現場

個人的に警備員としてやった現場の中で
一番ラクだったのは

夜勤の軌道工の現場です。

 

軌道工とは電車のレールを
点検・修繕するお仕事でして
電車が走っていない時間帯に
お仕事をすることになります。

 

そのため、必然的に勤務時間が短くなり
ほとんどの場合
3〜4時間で勤務が終了することが多かったです。

 

深夜2時~3時くらいに仕事が終わって
始発の電車を待つまでマクドナルドやコンビニのイートインで時間を潰している時の
あのなんとも言えない爽快感は経験しないとわからないものがあります。

 

また、朝5~6時に最寄り駅に着いて
通勤するスーツ姿のサラリーマン達と
逆方向に向かって家に帰るというのは
これもまた、爽快感があって良かったです。

警備員を楽しんで仕事をするのかは自分次第!

 

・警備員 辛い
・警備員 きつい

などと検索されている方が多いことからも分かるように
気楽にお仕事をできる部分もあるのですが
大変な部分もあるお仕事です。

ただ、どんなお仕事でもそうだと思うのですが
悪い面もあれば、いい面も必ずあります!

 

例えば、「立ちっぱなし」という仕事も
一般的に考えたら辛いのかもしれないですが
ポジティブに考えれば
「立っているだけでお金がもらえる」っていう事なんですよね。

 

今現在、営業職として働いている私から見れば
とんでもなく羨ましく思いますし
実際、私が警備員として働いているときは
ブログの記事を練ったり

頭の中で考え事をする時間に
充てているのであまり辛くないです。
(土日だけの勤務だからこそ言える発言なのかもしれないですが…)

 

クリエイティブな事が好きな方との
相性が合いやすいお仕事だと思います。

警備員のアルバイトは入社祝い金制度がかなり充実しています。

警備業界というのは通年で
人手不足が嘆かれている業界でもあります。
そのため、各社で入社祝い金制度が
充実している会社が多い印象を受けます。
(とくにテイケイさん、シンテイさん、グリーンさんあたり)

面接を受けただけで貰える「面接交通費」に加えて
初回研修が終わった段階で貰える入社祝い金や
指定の勤務回数をこなした段階で貰えるお祝い金など
勤務以外で貰えるお金が多いです。
それに加えてマッハバイトさんなど
独自の祝い金を設けている求人サイトから応募すれば
会社から支給される祝い金に+して
最大で一万円の入社祝い金が出ますよ!