南川ローグ
ルナ
南川ローグ
ルナ
※今回の記事は、こちらの記事の兄弟記事です。
【バイト批評】コールセンターのアルバイトはキツいけど稼げます!1年間コールセンターSVを務めた私が語ります。
テレアポ
この言葉を聞いてどういうイメージが浮かびますか?
今、私は広告代理店にて
新規開拓営業に携わっておりまして
今現在も、現役でテレアポをしています。
スカウトマン時代からのアルバイトを含めて
長年テレアポに携わっておりまして
SVとしてトークスクリプトの作成
改訂から新人教育にも携わってきました。
南川ローグ
直談判し、人事として
アポインターの面接も担当してきておりました。
その中で気づいたことですが
非常なことですが、面接の第一印象の段階で
ある程度アポが取れる取れないというのは
分かってしまいます。
本記事を作成するにあたり
いくつかの類似サイトをチェックしたのですが
「コール数が少ない」や
「行動量が少ない」など
誰でもわかるような事は大前提にしております。
その上でアポイントが
取れない人の特徴について書いていきます。
目次
大前提
そもそもテレアポって女性の方が有利です。
これは決裁者が男性の場合が多く
本能的に女性の声に
耳を傾けるようになっているためです。
仮に男女で全く同じ力量の
アポインターがいた場合
体幹として1.5倍増しで
女性のほうがアポイントが取れます。
これはとても悔しいですが、事実なのです…。
南川ローグ
自分で実験したことがあるからです…。
アポイントが取れない人の特徴
アポが取れない人の特徴 その1
最もアポイントが取れない人の
特徴は何でしょうか?
結論から書きますと、「暗い人」です。
電話は顔が見えないので
第一印象が「声」のみになります。
そのため発声が最も重要になります。
第一声で相手に
「暗い」と思われてしまうとそこで終わりで
相手の意識は別のところに行ってしまっています。
相手は「どう切ろう、どう切ろう」と
タイミングをうかがっています。
こうなってしまったら最後…
アポを取れることはありません。
確かに声質が影響する要素も大きいのですが
発声を意識することで
大幅に改善できる例があります。
仮に今現在は「暗い」と言われたとしても
すぐに改善できますのでご安心ください。
南川ローグ
すぐに改善したアポインターさんがいました。
アポが取れない人の特徴 その2
もう一つの特徴としては
所謂アスペ的な感じで
「相手の発言の意図が読み取れない人」です。
これも実際あったアポインターさんの例を話すと
「急いでいる」
「話を聞きたいけど本当に時間がない…」
「興味はあるから手短に話してほしい」
と言われているにもかかわらず
その意図が汲み取れずにトークスクリプトを
一字一句丸読みしてしまう
アポインターのおじさんがいました。
しかもその話す速度が異常にゆっくりで
本来であればアポを取れるお客さんまで
逃がしてしまっていたのです。
しかしながらこういった事を指摘しても
本人は自分の何が悪いのかわからず
改善にも至らなかったので
なかなかアポを取れない日が続いて
結果的にはやめて行ってしまいました。
南川ローグ
改善が非常に難しいと思います。
その場合、無理にコールセンターを選ぶのではなく
転職サイトで自分に合った
アルバイトを探すのが近道かと思います。
アポが取れない人の特徴 その3
相手が自分の言っている内容を
全て聞いてくれると思っている人です。
これは私が実際に
営業電話を受ける立場になって
初めて気付きました。
南川ローグ
長々と一方的に話してくる事がほとんどです。
しかしながら長々と話し出した時点で
話を聞くのを辞めてしまいます。
この時、相手が喋っている内容は体感として
三割くらいしか拾えていません。
これは、自分の喋っている内容を
一字一句相手が聞いてくれていると言う
謎の思い込みの結果なのです。
実際、電話の相手はあなたの電話に
全神経を統一して
話を聞いてくれているわけではなく
作業をしながら電話をしたり
パソコンをしながら電話を受けたり
相手の状況は様々なのです。
しかしその想像ができないからこそ
長々と話してしまう。
だからアポイントが取れないし
テレアポが嫌われる理由も
ここにあると思います。
南川ローグ
大前提なのですが
それができていないテレアポ営業マンや
アポインターが多すぎますね…。
アポが継続してとれないで消えていく人の特徴
入社してすぐにアポイントがとれないのは当然のことです。
しかしかながらずっと結果が出ない人と
すぐに結果が出る人で分かれます。
それはなぜでしょうか?
その答えは「自分を客観視できているか否か」だと思います。
「こういう話し方をしたら
相手をイラつかせてしまわないだろうか?」
思考のトライアンドエラーの発想がない人は
いつまでも改善をするという発想がなく
暗い声で、相手の反感を買うような話し方を続けてしまいます。
南川ローグ
テレアポの世界でやっていくのはキツイです。
おまけ 伸びるアポインターの特徴
一方、伸びてくれるアポインターというのは
指導した内容を素直に受け取ってくれます。
「常にいい話し方はないだろうか?」と
頭の中で思考しています。
結果、アポが取れます。
(テレアポをやる会社の大半が
学歴不問の参入障壁の低いクソ商材を扱うので
そこまでの人はかなり稀ですが・・・)
「こうやったらアポを取れないだろうか?」
「こういう言い回しはアポが取れるだろうか」
南川ローグ
番外編 声のトーン問題
アポインターによって意見が分かれる
「アポインターの声のトーン問題」というものがあります。
これは明すぎる声のトーンや
高すぎるテンションが
逆に相手に「営業感」を与えてしまい
警戒されてしまうのでは無いか?という問題です。
この問題に関しては
実際に営業を受ける立場になって
ある程度の声のトーンは
重要だなということがわかりました。
たしかに「営業感」も醸し出されてしまうのですが
そもそもある程度の元気さが無いと
耳を傾けようと思えないんですよね…。
本当にテレアポにおいて「声」は「顔」です。
この微妙な力加減の調整は繊細さが求められるので
本当に難しいと思いますし
実は私もまだまだ検証段階だったりします。
もちろん、これは私の感性なので
異論はたくさんお待ちしております。
まとめ
今回書かせて頂いたのはあくまでも一般論でして
私も本当に、いくつかの商材を渡り歩きましたが
今アポが取れなくて悩んでいる方の中には
本当に商材が悪い場合も多々あります。
「商材のせいにするな!」という意見は
もちろん正しい側面もありますが
ブラック企業の常套句でもありますので…
改めて今自分が扱っている商材が
本当に人の為になっているのか?
お客様が喜んでくれるような商材か?
改めて考えてみてください。
反社会的な商材や劣悪な人間関係の環境で働くほど
辛いことはありません。
探せば必ず自分に適した
環境で営業できるはずです。
今ではコールセンター に特化した
求人サイトもあるので
自分に合いそうな商材や職場がないか
チェックしてみるのも一つの手ですね!
あるいは、コールセンターに
向いてないなと感じている人であれば
コミュニケーションを伴わない
製造業に特化した求人サイトもありますので
改めて自分に適正かどうか
見極めてみるのも一つの手ですね。